介護職に限らず、副業にはメリットもデメリットもあります。特に介護職の場合は夜勤がある職場も多く、生活が不規則になりがちです。疲れがたまりやすい職業だといわれているので、体調管理には十分に気をつけましょう。
副業で体調を崩した方の体験談として、次のような投稿が寄せられています。
「副業として居酒屋で働いたが、立ちっぱなしの仕事であり、接客業なので、心身ともにきつく、体調を壊した」（介護施設職員・35歳・男性）」。「コンビニバイトの副業を始めたが、人手不足で無理なシフトを組まれて疲れ果て、本業で居眠りをして叱責された」（介護施設職員・26歳・男性）。「夜勤明けの休日を利用してアルバイトをしていたが、心身ともに疲れてうつ病を発症した」（介護施設職員・22歳・女性）。
いずれも、オーバーワークによる疲れから、体調を崩したり、本業に支障を来したりしていることがわかります。
副業では、自宅で好きな時間に働けるという理由から、在宅ワークも人気です。そんな在宅ワークでも、辛いと感じる人は少なくありません。
「在宅でWebライターの副業を始めたのですが、納期に追われて睡眠時間を削って徹夜で仕上げる日が続き、過労でダウンしました」（訪問介護所勤務・25歳・女性）などの事例も報告されているので注意が必要です。特に、慣れないうちは、想定以上に時間がかかることが多いので、ゆとりをもって時間を設定するなど、スケジュール管理も大切です。